ごあいさつ
日本は65歳以上の人口が20%を超える超高齢社会を迎え、一人暮らしの高齢者やいわゆる「老老介護」などが増加傾向にあります。また、ストレス社会でもあり、精神的な不調を訴える人も増えるなど、かつてない社会状況にあり、健康に対する意識が高まっています。
医学において、病気の治療はもちろんですが、健康の保持・増進を含めた、予防医学に注目が集まっています。鍼灸には「未病を治す」という考え方があり、自然界と調和した生活や病気をできる限り早い段階で治療することを強調しています。そして、現在では多くの国々で鍼灸が疾病の予防や治療に用いられています。
附属鍼灸センターは、明治国際医療大学の前身である明治鍼灸大学の附属診療所として開設され、1989年に「附属鍼灸センター」と改称されました。
当鍼灸センターでは臨床・教育・研究が一体となって行われており、附属病院と隣接することにより専門医との有機的な連携が可能となりました。
スタッフは大学の専任教員11名が曜日別に診療を担当し、一般診療に加え専門外来を設置しています。
これからも病める患者さんの立場に立った鍼灸臨床の実践に寄与できるようスタッフ一同頑張る所存です。
鍼灸センターについて
明治国際医療大学附属鍼灸センターは、大学に併設された鍼灸治療専門の施設です。
本学は「東西医学の補完と融合」を目的に、日本初の4年制鍼灸大学として昭和58年に開学しました。当鍼灸センターは、その目的達成のために隣接する附属病院との有機的な連携のもとに「東西医学の補完医療」が最先端のレベルで実践されています。
豊富な治療経験と臨床実績を元にした、より質の高い鍼灸治療が実践されているばかりでなく、鍼灸医学界で指導的役割を果たし、医師と連携できる鍼灸師の養成を目的に、鍼灸臨床教育も行っています。
鍼灸センターの役割
当鍼灸センターには以下のような機能があります。
鍼灸臨床施設
東洋医学と西洋医学をふまえた、安全で最適な鍼灸治療を行っています。
臨床研究施設
より高い効果と鍼灸医学の発展のための臨床研究を行っています。
臨床教育施設
幅広い視野を持ち、優れた倫理と臨床能力をもった鍼灸師を育成しています。
附属鍼灸センターのネットワーク
本学では明治国際医療大学附属鍼灸センターを中心として、京都駅前鍼灸院(木村啓作院長)、京都桂川鍼灸院mythos361[ミュトスサンロクイチ](田口玲奈院長)、きららの湯若狭鍼灸院(廣 正基院長)を展開しています。
京都桂川鍼灸院mythos361
mythos361(ミュトス361)は、これまで治療中心であった鍼灸とは違い、治療だけでなく予防にも目を向けた新しいタイプの鍼灸サロンです。このため、従来の鍼灸院とは異なり、部位別コースの設定や短時間で低価格の施術、養生としての美容、専門的な治療を提供しています。
TEL:075-925-0362
住 所:京都市 南区久世高田町376-1
イオンモール京都桂川1Fmedimo(メディカルモール)
診療時間:月〜土 9:00〜21:00 (最終受付 20:30)
日曜日 9:00〜19:00 (最終受付 18:30)
きららの湯若狭鍼灸院
みかた温泉きららの湯に併設する本院での鍼灸治療は、温泉のぬくもり(湯治の効果)と合わさって、自然治癒力を高め、気血の流れをスムーズにして、痛みやストレスや日頃の疲れを和らげます。鍼灸治療を通して皆様の健康保持・増進にお役立ていただければと思います。
TEL:0770-45-1517
住 所:福井県三方上中郡若狭町中央1-6-1 みかた温泉きららの湯2F
診療時間:月〜水、金、土 10:30〜13:00、14:00~19:30
京都駅前鍼灸院
※2022年8月31日をもって営業を終了し、京都桂川鍼灸院と統合致しました。